東京鳥瞰

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株式会社 亜晶建都
164-0002 東京都中野区上高田四丁目37番3号 ジーク新井薬師 B1F
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代表者ご挨拶

未来に向けて 1プラス1は2ではなく 無限大に

当社は「建築施工図作成」を主業務としている会社です。建築施工図といいましても、一般の方にはなじみがなく、想像がつかないかもしれません。かつて、大工さんは、建主と間取りを相談して簡単な平面図を起こし、それのみで木を組み、家を造りあげました。これは、大工さんの頭の中に、平面から立体への変換や構造、納まりや仕上げのすべてが入っていたからこそできた技です。

現在では、設計者は優れた建築デザインを競って生み出し、工法も多様化し、一つの建物が竣工するまでは多様な職種が関わります。設計者ひとりが建物の細部にわたるまで図面を起こすことなど、不可能に近いことです。そこで、設計者の意図をくみとって細部まで的確に図面化し、その建物の施工に関わる現場の職人に伝える施工図の役目が重要になってまいりました。

2011年の東日本大震災は、建築に関わる者たちに大きな衝撃をもたらし、それを受けて、新しい技術・工法・対策等が急速に進んでいます。被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申しあげますとともに、当社もこの流れに対応し、絶えず研鑽努力を続けてまいります。

小林社長写真

また、当社は中国上海の建築会社と提携しております。中国の建築事情は、まだまだ遅れているところがあるのが現状です。例えば、分譲マンションは、内装無しのスケルトンで販売され、内装は買主が別途発注することになります。買主は内装工事中、勤めを休んでつききりで現場で監督するのが通例です。買主が監督する理由は、施工図等もなく、またあったとしても、現場の職人が創意工夫を発揮して、その職人独自の仕様で工事してしまうからだそうです。日本人が中国で建築を行おうと思えば、このように、言葉の違い以前に、建築に関する考え方の違いが、笑うに笑えないトラブルを起こすことがあるのです。

当社は中国の建築事情に通じ、中国側も日本の建築技術、品質レベルを熟知しておりますので、当社を通してお客様のご要望を的確に捉え、咀嚼して中国側に伝えていくことができます。日本企業の中国進出にあたって、当社では、現地での建築をお考えの皆様に対する有効なお手伝いが可能であり、今後も、ご期待いただく以上の価値を提供できるよう努めてまいります。

また、日本製建築資材等の中国への紹介並びに、中国製建築資材等の日本への紹介を通して、お客様によりよい建築資材をお届けしてまいります。

当社は、まだまだ小さな会社ではありますが、社員ひとりひとりの能力の結集と中国との結びつきを無限の未来へとつなげるよう、一歩一歩、前を向いて事業に取り組んでまいる所存です。今後ともよりいっそうご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

2012/05/28 株式会社亜晶建都 代表取締役社長 小林憲明